iPhone、iPad修理専門店スマートクール彦根です(*^^*)
今回、ご依頼頂いたのは、Androidスマホの修理です。
機種は、Xperia SO-02G です。
以前よりAndroidスマートフォン修理のご希望を多く頂いていた為、スマートフォンの修理も始めました。
今回ご依頼頂いたスマートフォンですが、
スマートフォンの画面が浮き上がってしまっていました。
こんな感じに(´・ω・｀)
スマートフォンもiPhoneと故障内容はよく似ています。
今回の症状の原因は、
・バッテリー劣化によるバッテリーの膨張
・落下などの衝撃による内部パーツのズレによる浮き上がり
この2つが考えられました。
外観だけでは、しっかりとした故障原因が分からないので内部を見ていきます。
スマートフォンの中はこんな感じです。
iPhoneとは、全然構造が違う上に同じAndroid同士でも機種ごとに作りが違います。
スマートフォンのフロントパネル（タッチ画面側パネル）は、iPhoneに比べると
薄く作られている物が多いです。
そのため、フロントパネルはとても割れやすいです。
iPhoneの比較的に簡単な修理でしたら、個人での修理も勧めることは出来ますが、
スマートフォンの修理に関しては、あまりオススメ出来ません。
iPhone修理より、難易度は高い為です。
今回ご依頼のXperiaですが、このような構造になっているためバッテリーを支えているフレームを
取り外す必要があります。
このフレームにも配線が巡っていてこれを切断しないように気をつけます。
バッテリーの取り外し時の画像です。
バッテリーを貼り付けているシールはiPhoneのバッテリーシールとよく似た材質の物です。
このシールですが、温めることによって剥がしやすなるのですが、
端末中央にバッテリーが組み込まれているスマートフォンでは、外部から温めても熱が伝わりにくく
材質を柔らかくするのは難しいです。
かと言って無理に手で引っ張ったりしないで下さいね。
Xperiaを分解してみるとこんな感じ。
配線のほとんどは、繋げたまま修理を行います。
もちろん取り外すことは可能ですが、不要な取り外しは故障のリスクを上げてしまいます。
修理の際は最低限の分解のみで行う方がリスク回避になります。
バッテリーを取り外してみて、やはりバッテリーが大きく膨れ上がっていました。
iPhoneにもよく見られる【バッテリーの膨張】ですが、劣化によるものが大半ですが、
比較的に新しい機種をお持ちの方も最近では同じ事が起こっています。
膨れ上がったバッテリーは非常に危ないです。
あまりオススメ出来ませんがリチウムイオン電池の発火速度を知りたい方は、
充分に消化が出来る環境を整えてから、針などで突いてみて下さい。
どれほど危ないかすぐに分かります(*_*)
バッテリーを新しい物に交換しました。
しっかりと動作確認を行い、特に問題もなく修理が完了しました。
iPhoneと同様にAndroidスマートフォンも当然バッテリーは消耗品です。
もちろん劣化もしてきますし、使用制限もあります。
しかし、消耗品というのは、基本的に新しい物に交換すればまた再度使用することができます。
消耗品を交換して長期に渡って、お持ちのデバイスを大切に使用するユーザーさんが増えると嬉しく思います。
iPhone、iPad、スマートフォンの修理のご依頼お待ちしています(*^^*)
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