iPhone7修理のご紹介です(^^)
iPhone、iPad、スマートフォン修理店のスマートクール彦根です。
今回持ち込み頂いたiPhone7の故障状態は、
・充電器を差し込んでも電源も入らない
・スリープボタンを押しても当然反応しない
電源が入らずに何も出来ない状態だと言うことでした。
充電器差込口が緩くなっていて反応しない場合もありますが、
充電器を差し込んでも、それほど緩くも無い状態でした。
電源が入らない端末は、
・水没によって基盤のどこかが故障している
・端末に通電されていない
・バッテリーが極端に劣化している
など数多くの原因が考えられますが、内部を開けてみないことには、
詳しい原因はわかりません。
ですので、早速iPhone7を分解して診ていきたいと思います。
開けてみると…
ご依頼して頂いた方からは、水没はしていないと聞いていましたが、目で見てわかるくらいに水分が侵入しています。
修理のご依頼を受けていて、よくあるんです。
ご依頼者さんが気づかないうちに水没している端末は。
iPhoneはユーザーが思ってる以上に水分が侵入しやすいです。
iPhone6s以降になって防水シートも導入されましたが、
それでも全然水分は侵入してきます。
水蒸気などでも簡単に水没してしまうので扱いには少し注意して下さいね。
今回のiPhone7は、位置的にホームボタン付近から水分が侵入したと考えられます。
ホームボタン付近は確かに水没していますが、イヤスピーカー付近は水没マーカーが点灯していません。
この状態であれば、基盤まで水分が侵入していない可能性も少ないですが見えてきました。
フロントパネル（タッチ画面パネル）は茶色い液体が付いた痕跡があります。
こちらは、完全に水没してしまっています。
交換が必要です。
新しいパーツを取り付けて簡単に動作を確認してみるとしっかりと動いてくれたので今回の処理は、
・内部に侵入した水分の除去
・侵入した水分が純粋な水では無かった為、念入りに清掃
・フロントパネルを新しい物に交換
・フロントパネル必要パーツの移植（カメラ、スピーカー、ホームボタンなど）
・バッテリーを新しい物に交換
・防水シートを新しい物に交換
・ご希望があった為、強化保護ガラスの貼り付け
上記の作業をさせて頂きました。
修理完了後も好調に稼働しており、データの損失も無くまた使って頂けるようになりました。
水没してしまった端末は、大体の場合が修復することが可能です。
もちろん全ての端末が直るわけではありません。
特にポケットに入れたまま洗濯機に回してしまった端末は、修復率が低いです。
純粋な水の侵入の場合に関しては、多く修復実績もあります。
水没してしまった場合は、機種変更する前に一度当店までご相談下さいませ。
もちろん、相談を無料です。
大切なデータだけでも端末から取り出せるかもしれません。
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